桜咲く。

世間はコロナウィルスで、お花見中止のところも多いと思いますが、事務所の近くの桜が咲き始めていたのを見つけて春を感じております。

寒暖差が激しくなってきましたので、皆さまも体調にはお気をつけ下さいませ。

裁判所でも、コロナ対策で、「当事者の方で熱がある方は事前に連絡を」という連絡文がまわってきています。

調停等の予定が入っている方でも、体調が優れない時には、無理せずにご連絡下さいませ。

同性カップルに事実婚認める。

先日、東京高裁で、同性カップルにも異性カップルの事実婚と同様の法的保護を与えるという判決が出たようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00010876-bengocom-soci

全国各地で提訴されている同性婚訴訟や、同性婚を認める法整備の後押しになりそうですね。

夫婦別姓もですが、違いを排斥せず受け入れられる社会の実現を願っています。

司法試験の合格発表

先日、9月10日に、令和元年の司法試験の合格発表があったようです。

https://www.bengo4.com/c_18/n_10110/?fbclid=IwAR3AYjfTRpdoOxQd6JenqnizDuHUqsmJqKp4AZwvam9-UxgyFW8COFlUWDA

今年は1502人の方が合格されたとのことで、まずは、おめでとうございます。

母校の合格率が良かったことや、受験者数が減少したこと、合格率が11年ぶりに30%を超えたこと、相変わらず女性の割合は少ないこと等、分析は他の方にお任せするとして・・・

 

 

自分の合格発表の日のことは、やっぱり記憶に残っています。

合格した年の発表には受験仲間と一緒に大阪検察庁前の掲示を見に行きました。

先輩弁護士さんのお話を聞いていても、合格から何年経っても、司法試験の夢を見ると仰られたりします。

私も、弁護士として仕事を始めて1年目、司法試験の時期(5月)頃に、当時のボスから「手違いがあって、君は司法試験には受かっていなかったようだけど、もう仕事も始めているし資格がないなんてことは絶対あってはならないので、2週間後の司法試験を受けて絶対に合格してもらわないと困る」と言われて、全身から汗が噴き出すという夢を見たことを覚えています。

当然、そんなことはあり得ないのですが、今(夢を)思い返しても嫌な汗が出るくらいです(笑)

今は、(仕事の夢をみることはありますが)司法試験の夢は滅多に見なくなりました。

私は受験に苦労したのですが、合格した年は受験仲間に恵まれたことが一番の財産だったなと今でも思います。

そして、あの合格発表の日には想像もしていませんでしたが、そんな受験時代のご縁で、今の事務所に入所することになり、今の事務所でも事務局スタッフを含め、色んなご縁や仲間に支えられてお仕事ができていることを、改めてありがたく思っております。

 

法律や司法が信頼できる社会に

初心を忘れず、今後とも信頼できる仲間と共に頑張ります。

 

びわ湖花火大会

当事務所の滋賀オフィスにご来所いただいたことのある方はご存じかもしれませんが、滋賀オフィスからはびわ湖花火大会の花火が見えます。

私は去年入所なのですが、去年はあいにく夕方から大阪での打ち合わせが入っており、観ることができなかったのですが、今年は初・びわ湖花火を観ることが出来ました!

滋賀オフィス屋上からの写真です。

事務所の前に出ていた(毎年出るようですが)イカ焼き等を事務局スタッフが買ってきてくれて、食べながら束の間の花火鑑賞。

私は実家が大阪南部なので、PL花火大会には行ったことがありましたが、びわ湖の花火はパノラマ感が満載ですね。

事務所を閉めた後の帰りの電車の混雑を心配してくれていた当事務所の代表宛に写真を送ると(写真を撮ってくれたのも、送ってくれたのも事務局スタッフですが)・・・

「有料観覧席?めっちゃみえてるね」とのご返信。

いえいえ、うちの事務所(滋賀オフィス)からですよ!(笑)

 

びわ湖花火、堪能させていただきました!

改正相続法の施行日(2019年7月1日)です。

本日(2019年7月1日)は、改正された相続法の施行日です。

基本的には、本日以降に相続が開始された場合に、改正法の適用がなされることになります(一部経過措置の例外あり)。

1、婚姻期間が20年以上の夫婦間における居住用不動産の贈与等に関する優遇措置(施行日後に行われた贈与に適用)
⇒婚姻期間が20年以上の夫婦の間で、居住用不動産の贈与があった場合、贈与をした夫婦の一方の相続が発生した際に、贈与を受けた居住用不動産については、これまでは『遺産の先渡し』として扱われてきましたが、今回の改正によって『遺産の先渡し』として扱う必要がなくなりました。
今後は、贈与を受けた居住用財産は遺産に含まれず、それ以外の残った遺産を法定相続分に応じて取得することが出来るようになります。

2、預貯金の払い戻し制度(相続開始日が施行日前でも、本日以降の払い戻しに適用)
⇒相続財産となる預貯金の払い戻しについては、平成28年12月19日の最高裁判決によって、遺産分割の対象財産として、共同相続人による単独での払い戻しが出来ませんでした。したがって、葬儀費用の支払や亡くなる前の入院費用等の相続債務の支払が必要になっても、遺産分割が終了するまで被相続人の預金の払い戻しが出来ないという不都合がありました。
今後は、一定の額(預貯金額×1/3×法定相続分)については、単独での払い戻しを受けることが出来るようになります(ただし、1つの金融機関から払い戻しが受けられるのは150万円まで)。
また、家庭裁判所の仮分割の仮処分の要件を緩和することにより、仮払いの必要があって他の共同相続人の利益を害さない場合には、家庭裁判所の判断で仮払いが認めらるようになります。

3、特別の寄与の制度
⇒相続人以外の被相続人の親族が無償で被相続人の療養監護等を行った場合には、相続人に対して金銭の請求をすることが出来るようになります。

4、遺留分制度の見直し
⇒遺留分減殺請求権の金銭債権化、すぐに支払えない場合の裁判所による支払期限の猶予

5、相続の効力等に関する見直し
⇒相続させる旨の遺言等により承継された財産について、法定相続分を超える部分については登記等の対抗要件を備えなければ第三者に対抗することが出来なくなります。
これによって、たとえば、長男が事故の法定相続分を超えて自宅不動産を相続した場合、登記をしていない限り、相続債務についての債権者が法定相続分を超える部分について差押が出来るようになります。

以上の外にも、施行日の異なる改正としては、配偶者居住権の新設や、自筆証書遺言の方式緩和・補完制度の新設などがあります。

特に、相続発生によって突然住むところが不安定になってしまうご不安というのは大きいもので、今回配偶者については保護が充実する形になった点は良かったと思います。
また、預貯金等の払い戻しについては、金融機関の対応がどうなっていくのかも注意しておきたいところです。

愛猫とのお別れ(訃報)

事務所に移籍して1年が経ちました。

ブログの説明文に、「愛猫の近況まで、ざっくばらんに綴っていきたいと思います」と書いていたのですが・・・

ご紹介する機会がないままに、今年の5月に亡くなってしまいました。

私のご依頼者様の中には、猫を飼っていらっしゃる方もいて、ちょっとした閑話休題としてうちの猫のお話なんかもさせていただくこともあったので、遅ればせながらこちらでご報告させていただきます。

学生の頃からずっと一緒だったので、彼女(愛猫)ももういいおばあちゃん猫だったわけですが、変わらず元気でいてくれていたので、お別れなんて先の先だと思っていました。

たくさんの思い出と愛情に感謝して。。。

 

事務所(研修)旅行

先日、初の事務所研修旅行がありました。

普段は、事務所内で仕事をしている姿ばかりですが、研修とはいえ旅行ということで、長時間ゆっくりと、いろいろな話をざっくばらんに出来てとても有意義な旅行になりました。

私たち弁護士の仕事がやりやすいように、しっかり支えてくれている、いわば縁の下の力持ちともいえる事務局スタッフさん達。

チームワークを円滑にすすめることで、依頼者様の信頼を得ることが出来ているのだと思っています。

旅行というのはなかなか難しいですが、今後も所内研修を行うなど、仲間で切磋琢磨して成長していきたいと思います。

暖かくなってきました。

「今年の春は気温が低かったのか、桜の見ごろが長い」と父から電話がかかってきました。

今年もお花見らしいお花見は出来ませんでしたが、大津の駅や裁判期日で訪れた彦根で、きれいな桜を見ることが出来ました。

仕事では、辛いお気持ちでご相談にいらっしゃる方もたくさんいます。

少しでも、笑顔が戻りますように。

前に踏み出す一歩のお手伝いが出来ますように。

そのためにも、私自身も桜に元気をもらって頑張りたいと思います。

 

【原発賠償関西訴訟 第21回口頭弁論期日】

私は、弁護士になってすぐの頃から原発賠償関西訴訟の弁護団に所属しています。

今日は第21回口頭弁論期日に出席して参りました。

福島原発事故からもうすぐ8年が経とうとしています。

今回の期日では、原告の方の意見陳述も行われました。

避難者の方がどのような思いで事故発生からこれまでの8年間を過ごしてきたのか、また避難できずにとどまった人たちの思いや生活・・いつも絶品のお米を作って譲ってくれていた隣人は、「米を作れるようになったと言ったって飼料米しか作れなくなった」と絞り出すような声で訴えている、山間部は除染対象にならず、自宅付近の上流に汚染度の仮置き場を設置され日々汚染土を運ぶトラックが運び込む・・失意と落胆・・帰れない理由ばかり積み重なっていく・・元の幸せな生活に戻れない辛さ。

改めて避難者の方々の各々の避難の実態を胸に、弁護団から避難者の方々の被侵害利益について憲法上の権利である「平穏生活権」や「人格発達権」が侵害されていること、各地で出されている判決の評価について弁論がなされました。

次回期日は、5月23日(木)14時~大阪地方裁判所です。

傍聴券の抽選は13:15~13:30と流動的ですが、傍聴券の抽選に外れた方は中央公会堂小集会室3階で報告集会(模擬法廷)があります。

もし、お時間許される方は是非一度足をお運び頂ければ幸いです。

 

 

 

【最高裁判決】不貞行為による「離婚」の慰謝料は認められず。

離婚による精神的苦痛の慰謝料を、過去の不貞行為が原因だとして過去の不貞相手に請求できるかどうかが争われた裁判で、最高裁が1審2審の判断を覆し、「特段の事情がない限り」過去の不貞相手に対する離婚による精神的苦痛の慰謝料請求を認めない判断を示しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000071-jij-soci&fbclid=IwAR0a-y8ABfqgXkstWva4Kinsh-3ziNt40OWf6fsmTYXReCzrOyuIdWyAsYI

この最高裁の判決は、不貞行為に対する慰謝料請求権まで否定したものではありません。

分かりにくいかもしれませんが、不貞行為自体から発生する精神的苦痛の慰謝料請求は、離婚するかどうかにかかわらず請求することが可能です。ただし、この場合、不貞行為及び相手方を知った時から3年という時効があり、3年を経過した後は慰謝料請求権を行使しても、相手方から時効消滅の主張がされれば、請求権が時効消滅することになります。

しかし、仮に「離婚をしたこと」の原因が昔の不貞行為によるものといえれば、「離婚をしたこと」自体に対する精神的苦痛の慰謝料についても過去の不貞相手に請求出来ることになりそうです。

この点について、今回の最高裁の判決は、離婚するかどうか自体は本来は夫婦間で決めることであるという理由で、特段の事情がない限り過去の不貞相手に離婚慰謝料を請求することはできないと判断したものです。

確かに、不貞行為から何年も経過し、不貞慰謝料の時効が成立した後、紆余曲折があって夫婦間で離婚を決めたからといって、過去の不貞行為が原因だとして不貞相手に離婚慰謝料を請求できるとするのは不合理(慰謝料請求権の時効が無意味になる、離婚自体は夫婦間で決めた結果)とも思えます。

とはいえ、今回の最高裁の判決から、直ちに、不貞慰謝料の算定の際に、離婚という結果が発生しているか否かということが慰謝料額算定の事情に一切考慮されなくていいということにはならないのではないかと思いますが、今後の裁判例の集積に注目していきたいところです。