弁護士費用特約の弊害 本日の日経記事

本日の日経朝刊に「弁護士保険の弊害」という記事がありました。
最近、この手の批判記事が掲載されています。

被害者の権利保護が進んだ一方で、弁護士が無駄に訴訟しているというもの

確かに
そんな弁護士がいないとはいえないし
訴訟する事で着手金を請求出きるのも事実です。
しかし
弁護士の報酬基準は明確化されているから
過大な請求しようにも限られているし
保険会社が適切な賠償金を支払えば
訴訟になりません。

結局のところ、訴訟になるのは、保険会社が妥当な
賠償金を支払わないからに他ならない。

批判されるような事案は全くないとはいえないが
ほとんどないのが現状だと思う。

保険会社が弁護士費用特約という保険により
適切な賠償金を支払わなくてはいけないことが
多くなり、利益率が下がった。
それを打破するために、弁護士に批判の矢を向けているに過ぎないのではないだろうか。
大手企業の利益のために、問題の本質をすり替えられている気がします。
割を食うのは我々一般人。大企業の思うようにすすまないようにしないと。

事案の大小関係なく
妥当な賠償金を払わないのであれば訴訟する
といった当たり前のプレッシャーを相手方保険会社に
あたえられなければ
交通事故の被害者を救えなくなってしまいます。

そして、何よりも間違ってはならないのは
保険契約者は、弁護士費用特約の保険料を支払っていることです。
特約に入っていなければ
費用対効果を考えて、弁護士に頼めない、訴訟ができないといった場合に
備えて特約に入っています。

そうだとすると
記事にあるような批判はそもそもお門違いということになります。