びわこ会

先日、刑事裁判の勉強会であるびわこ会に初めて参加させていただきました。裁判官・検察官・弁護士の法曹三者が集まって、刑事司法の問題点や改善点等について意見を交わす場となっています。
議題の中でも印象に残ったのは責任能力に関するものです。刑事裁判では責任能力が争われる場面が多いですが、検察官や弁護人が主張したい事実・重要だと思う事実と、裁判所特に裁判員裁判の市民の皆様が判断する際に着目する事実との間に隔たりがあることに気づかされました。例えば、弁護人は被告人に人格障害があるかないかという点につい時間を割いて尋問してしまう傾向があるけれども、実際に裁判員の評議で議論となるのは障害があったとして犯行時に障害の症状が発現していたかという点だということを再認識しました。
裁判中には各々の立場で職務を全うする三者ですが、より良い刑事裁判の実現に向けて活発に議論がなされていて非常に勉強になりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です