令和元年

平成も終わり令和元年となりました。今後ともよろしくお願いいたします。

事務所では各書類を平成から令和へ書き換える作業で忙しいですが、私は新たな時代の幕開けに伴いこの連休中は伊勢神宮へお参りに行きました。

以前から寺社仏閣を巡ることが好きで、今回のお参りでは令和元年を祝ったプレミアムな御朱印帳を手に入れることができました。ただ、帰宅するなりネットニュースでは、伊勢神宮や明治神宮などの御朱印帳がネットオークションにて5万円ほどで取引されているという記事を見かけ驚きました。演劇等のチケットについては不正転売禁止法が来月には施行されます。今回の件についても、法的には転売禁止特約を明示すればよいのでしょうが、購入した御朱印帳にそのよな旨が書かれていたとしたら興ざめであるようにも思います。

スマホのアプリを用いれば商人でなくとも誰もが簡単に売主となることができる現在、ますますこうした問題は顕在化するのだろうと思います。

えん罪被害の防止と救済のために

先週、以前から告知させていただいておりました「えん罪被害の防止と救済のために」というシンポジウムが無事開催されました。お越しいただきました皆様、ご講演いただいた先生方、協賛いただいた皆様、誠にありがとうございました。滋賀県内で生じた再審事件である日野町事件と湖東記念病院事件を取り上げ、議論が白熱し盛況であったと思います。

今回シンポジウムの実行委員としてえん罪につき学ばせていただき、両事件に共通して「重大事件で自ら犯人であると自白するはずなどない」という誤った認識がえん罪を生んだということを知りました。また、いざ自分が事件の関係者として疑われた状況置かれるとで、通常では考えられない自白をしてしまうことが誰にでも起こり得るのだということを再認識しました。

えん罪事件の中には被疑者・被告人の無罪を信じて弁護すべき弁護人が、事件を認めるよう説得していたケースもあると聞きます。刑事弁護活動を行うにあたって、無理な取調べが行われていないか、自白していたとしても果たして真実であるのか、しっかり見極め高い意識をもって取り組む必要があると感じました。

えん罪被害の防止と救済のために(告知)

4月20日(土) 滋賀弁護士会主催で「えん罪被害の防止と救済」をテーマとしてピアザホールにてシンポジウムを開催しますので告知をさせていただきます。

第1部はジャーナリストの江川紹子さんをお迎えして基調講演を行っていただきます。第2部は滋賀県内の2件の再審事件(日野町事件、湖東記念病院事件)を取り上げ、パネルディスカッションを予定しています。

両事件ともにタイムリーな話題でもありますので、ぜひお立ち寄りください。

びわこ会

先日、刑事裁判の勉強会であるびわこ会に初めて参加させていただきました。裁判官・検察官・弁護士の法曹三者が集まって、刑事司法の問題点や改善点等について意見を交わす場となっています。
議題の中でも印象に残ったのは責任能力に関するものです。刑事裁判では責任能力が争われる場面が多いですが、検察官や弁護人が主張したい事実・重要だと思う事実と、裁判所特に裁判員裁判の市民の皆様が判断する際に着目する事実との間に隔たりがあることに気づかされました。例えば、弁護人は被告人に人格障害があるかないかという点につい時間を割いて尋問してしまう傾向があるけれども、実際に裁判員の評議で議論となるのは障害があったとして犯行時に障害の症状が発現していたかという点だということを再認識しました。
裁判中には各々の立場で職務を全うする三者ですが、より良い刑事裁判の実現に向けて活発に議論がなされていて非常に勉強になりました。

ご挨拶

昨年末からあい湖法律事務所に入所いたしました、弁護士の藤井若奈と申します。

研修が大津だった御縁もありまして、滋賀で弁護士として働くとことなりました。こちらに来る前は、滋賀とはゆかりがありませんでしたが、随所に歴史を感じられ、寺社巡りが好きな私にとって魅力的な住みよい土地です。

今後、滋賀の弁護士の一員として日々精進して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

あい湖法律事務所所属 東京・大津の弁護士 藤井若奈のブログです。