弁護士とサッカー

G.W.真っ最中ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

私は先日法曹のサッカー大会に参加してきました。

今回は関西の法曹関係者(裁判官、弁護士等)のサッカー大会でした。

滋賀にはチームがないので、私は研修生(修習生)時代から参加している神戸弁護士会のサッカーチームの一員として出場しました。
弁護士や裁判官も様々で、元Jリーガー・元年代別日本代経験あり・全国大会出場経験あり・名門学校サッカー部出身・Jリーグのクラブユース出身等、こんな実力者が出てくるなんて聞いていないというぐらい上手な人が多くいます。また、50歳を過ぎても参加されている先生もいらっしゃいます。

そんな中、3試合に出場しましたが、健闘むなしく6チーム中6位でした。悔しい。

また、骨折をしてしまう選手も…

(試合中に相手に怪我をさせてしまった場合の法的責任については、https://aiko-jimusho.com/blog-mori/2017/01/ を参照してください。)

夏に予定されている公式試合、秋に予定されている全国大会に向けて身体を鍛えてもう少し楽しくプレーできるように頑張りたいと思います。

ボランティアと法的責任

ボランティア活動をしていらっしゃる方は多くいらっしゃると思います。
私は学生時代にボーイスカウトに参加し、町の清掃活動、老人ホーム訪問、募金活動等様々な活動に参加した経験があります。

最近、知人から「小学校の登下校の交通安全ボランティアをしているけれども、小学生が事故に巻き込まれたら責任を負うの?例えば、よそ見をしていたときに小学生が赤信号を渡って交通事故にあってしまったら?」と質問されました。

無償だから法律上の責任はない、というわけにはいかず、無償であっても責任を負う場合があります。

登下校時の交通安全指導のボランティアの方は、小学生の動きに注意をして交通安全指導をする義務があると考えられます。
その義務をさぼってしまったことが交通事故の原因と判断されてしまえば、損害賠償責任を負うことになります。

ボランティアの場合でも法的責任が伴いますから、万が一に備えて、➀安請け合いをしないこと、➁引き受けるのであれば準備を十分行うこと、➂保険に加入すること等の対策を積極的にしたうえで協力すべきだと思います。

ボクシングと弁護士

ボクシングの村田諒太選手がミドル級WBA王者の座を防衛しましたね。

ボクシングと弁護士というと正反対で接触することがないと思われるかもしれません。しかし、ボクシングの世界(少なくともアメリカ)は契約の世界で弁護士の出番になります。
使用するボクシンググローブの種類、ファイトマネー(着手金、勝利報酬、違反金等)等々、非常に細かく定められるものだと聞いています。

さて、村田諒太選手をプロモートしているトップランク社のトップのボブ・アラム氏は、名門ハーバード・ロースクール出身の弁護士です。弁護士としてモハメド・アリ選手の法律問題を担当したことがきっかけでボクシングに関わり、ボクシング業界は契約社会であることを知り、プロモートする上で弁護士としての知識を十二分に活かすことができると考え、ボクシングプロモーターに転身したのでは(?)という逸話は有名です。

同業界の異色のキャリアを持つボブ・アラム氏に思いを馳せつつ、村田選手のハードパンチに目を見張っていました。今後も村田選手の連続防衛、複数階級制覇をみたいですね。

ハリルホジッチ氏の解任とサッカー選手の契約書

日本サッカー代表のハリルホジッチ監督が解任されましたね。

賛否両論あると思いますが、ふと、サッカーの監督や選手が契約期間中に解任となった場合、契約書上どのような定めが設けられているのか気になり調べてみました。
すると、日本サッカー協会のホームページに契約書や規程文書が公開されていました。まさか、契約書例が公開されているなんて驚きです。

公開されている契約書は必要最低限を定めたもので、期待していた内容(契約期間内に選手が移籍する場合の違約金の定め等)は当然載っていませんでした。

その必要最低限を定めたもの思われる契約書の中に、クラブは選手に対し、「疾病または傷害によりサッカー選手としての運動能力を永久的に喪失したとき」に直ちに解除することができるという定めがあり、怪我をしたら何の補償もないというスポーツ選手が直面している世界の厳しさを改めて感じました。

いつかヨーロッパの本場で用いられている一流選手の契約書を見てみたいものです。

英語教育について

国の英語力目標 中高の生徒・教師ともに達成できず
という記事に触れました。

漠然と「グローバル化に対応するため」という理由で日本人の英語力が向上することはないと考えています。

いまの日本で生活する上で、英語を使う必要がある人はどれぐらいいるでしょうか。
ほとんどの人は必要ないのでは?
別に話せなくても苦労しないんです。

国民の英語力が高い国には、日常生活で英語が必要、ビジネス上必要(内需が小さい)等という事情があるのではないでしょうか。

日本の英語力が低いということは、国内で生活するうえで英語は重要ではないということの裏返しなのではないかと考えています。
個人的には、標準的な学校教育では、「ある程度の素養が身についていますよ」「挨拶、買い物、交通レベルの英語は使えますよ」というレベルまで達すれば十分だと思ってます。

将来自分で英語を勉強するときに苦手意識をもたないようにということを目標にリスニング力の向上、「日常会話レベル」でのスピーキング力の向上を目指し、
間違っても恥ずかしがらない、英語に対する苦手意識を持たない教育をすることが一番大事なのではないかと思います。

民事裁判手続のIT化

先日、政府の有識者会議から日本の民事裁判手続きの全面IT化を求める提言がありました。

アメリカ、シンガポール、韓国等ではIT化した裁判手続の運用が広く定着し、ドイツ等でも進んでいるところなのですが
日本ではIT化した裁判手続の運用はあまり定着していません。

オンラインで、資料の提出、手数料の納付、証拠の確認、ウェブ会議等を用いて最終的には紙媒体を残さない手続きの実現を目指しているということです。
民事裁判手続に関する法の改正、実際の利便性のチェック等の観点から今後は学者、裁判所、弁護士を中心に検討作業が進められていくそうです。
一弁護士として利用者にとって便利な手続きが1日も速く実現することを期待しています。

家にいながらパソコン一台あれば裁判ができる時代が来ることを願っています。

お花見と法律問題

いい天気で桜が満開で、今日は絶好のお花見日和ですね。
お酒が好きな私としては満開の桜の下でビールと日本酒、あたりめがあれば最高です。

さて、お花見といえば近年マナー違反が大きくとりあげられていますが、法律違反になる場合はあるのでしょうか。

①場所取り
他人の土地を無断で使っている場合は、不法侵入、不法占拠になりますよね。
では、公共の場所はどうでしょうか?
公園や河川敷を使用する場合、厳密には施設管理者の許可を取る必要がありますが、許容範囲内であれば問題ないでしょう。ただ何日も前からブルーシートを広げていたりするなど、度を超えた場合には不法占拠となると思われます。

②大声で騒ぐ等
大声で騒ぐ等して、警察官などの指導に従わない場合、軽犯罪法違反になる場合があります。立ち小便、ゴミの放置も同じく軽犯罪法違反にあたる場合があります。

③桜の木を折る
器物損壊にあたります。

このような場合は違法行為となりますので、ハメを外さないように節度をもってお花見をすることが大事です。
公園や河川敷によっては、使用上の注意が示されているところも多くありますので、事前によく読んでルールを守ることが一番です。
また、違法行為だからといって直接注意をすると更なるトラブルを招くのでやめておくのが得策でしょう。

また、違法行為にあたらない度を超えた使用が続くと条例などで規制が強くなることも考えられます。皆さんマナーを守って、お花見を楽しみましょう。

①離婚について−婚姻費用−

離婚を考えている女性の方で、別居を考えているけれども生活費がなくて別居できないと悩んでいる方が多くいらっしゃると思います。

別居期間中、毎月一定額を請求することができるケースが多いことをご存知でしょうか。

ほとんどの場合、毎月一定額の支払い(婚姻費用)を請求できると考えていただいていいかと思います。
お互いの話合いで決めますが、基本的にはお互いの収入と一緒に住んでいる子どもの数を参考に決めます。

スムーズに婚姻費用のお話を進めるためには、お互いの年収がわかる資料が必要です。
別居後に手に入れることが難しい相手の源泉徴収票、確定申告書、課税証明書を別居前にコピーして準備しておくことが肝心です。

夫が無職でも請求できるケース等もあります。

婚姻費用をとれるケースかどうか、相当な金額かどうかご自身では分からないことも多いかと思います。

お困りの方は一度ご相談ください。

平昌オリンピック

いよいよ平昌オリンピックの開会式ですね。

夏季五輪よりも冬季五輪のほうが好きなのでとても楽しみです。

個人的にはノルディック複合の渡部選手とモーグルの堀島選手に注目しています。

スキーとスノーボードになかなか行けていない思いを、テレビの前で応援して晴らしたいとも思っています。

ガンバレニッポン!

おはようございます。
この前に引き続き今朝大津は雪ですね。

先日は雪で東京で交通事故が多く発生しました。車を運転される方はどうぞ気をつけてください。

また寒い日は怪我の痛みが増しやすいと言われています。お怪我でお悩みの方は、できるだけ暖かくしてくださいね。

大変遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

弁護士を身近な存在として感じていただきたく、皆様が日常生活の中でふと思う法律上の疑問点や弁護士の日常を綴っています。